こんにちは!あきのりです!
僕は20年以上吃音と共に生きています。
治るのであれば治したいと思うのは当然です。
しかし、大人になっても吃音が続いている場合は「治らない」可能性が高いのではないかと最近考えています。
どうしてそう思うのか?
僕の考えをお話したいと思います。
理由1 おかしな発声方法になってしまっている
最初の言葉が出ない吃音の場合は、他の言葉に置き換えたりしますが、自己紹介するときなど自分の名前を置き換えることができないので、無理に言葉を出そうとします。
すると筋肉が硬直しておかしな発音になってしまいます。
おかしな発音を脳が覚えていて、その後も発生するときは、
「おかしな発音」で発生しようと脳は命令を出します。
まさに、悪循環です。
例えば、
「た、たたたた、田中です。」
人間の脳は単純なので、同じことを繰り返そうとしてしまうそうです。
なので、吃る人はいつまでたってもどもり続けてしまうのです。
理由2 「治らない」という思い込み
もう1つの理由として、大人になっても吃音が続くから、
「もう治るわけがない」
と思い込でしまうことも治るチャンスを逃しているような気がします。
治るわけがないと思っている段階で
「治らなくても良い」と思っているのと同じ意味になってしまいます。
脳はそのように受け止めてしまうのではないでしょうか。
理由3 笑われるなどの外部要因
吃って学校や職場、家族などに笑われた経験は一生引きずってしまいます。
僕も人に笑われた経験は鮮明に覚えています。
今後も一生忘れることはないでしょう。
人と会話をするときに、どうしても
「笑われたくない」
「怖い」
という思いが先に出てしまいます。そう思うと会話が楽しめません。
また吃ってしまうのではないかという不安により、
心拍数もあがり筋肉が硬直して結局吃ってしまう。
吃音は病気なの?
吃りは精神病なのでしょうか?
それとも肉体的な病気なのでしょうか?
どうしていまだに解明されないのでしょうか?
大人になっても治らない吃音は、治るのでしょうか?
早く何かしらの希望が欲しいです。
今お話したことはあくまでも自論です。
実際に吃音を改善されている方々もいらっしゃいます。
吃音とは何なのか?
その答えについて一早い発見を望んでいます。
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